【ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生】隠された伏線・ネタバレ・あらすじを紹介

待ちに待ったシリーズ2作目「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」。前作ではNY執行部長グレイブスとして装っていたグレンデルバルトが本格的に登場しましたが、彼とダンブルドアは、いがみ合う仲。

しかし(少々ネタバレします)、彼らは「血の誓い」により互いに戦うことができません。そこで、ダンブルドアはニュート、グリンデルバルトはクリーデンスを引き入れようと画策する…。

ここから本作の物語が始まっていきます。

また、クリーデンスといえば前作でオブキュラスを解放してNYを破壊、その後消滅しましたが、本作では生きており、人間だった頃のナギニとともに行動していることが明らかになっています。未だ謎の多い人物ですが「クリーデンスの正体」は本作の一番の見所となっており、想像もしない展開に度肝を抜かされた人も少なく無いのでは?

そして、前作同様にハリポッターの伏線も数多く含まれています。賢者の石の製作者「ニコラス・フラメルの正体」や「なぜナギニが蛇になってしまったのか?」なども回収されますよ。

このように、今回は情報量が多く複雑な内容となるため、ネタバレ込みで情報を整理しながら詳しく解説していきたいと思います。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のあらすじ

グリンデルバルドの脱走と、ダンブルドアとの再会

グリンデルバルドの脱走と、ダンブルドアとの再会

アメリカ魔法省に身柄を拘束されていたグリンデルバルドは、アバナシーと秘密裏に計画を立て、予告通り護送中に脱走。その後、部下を引き連れフランス・パリへと移動し、新たな拠点を作った上で、次なる作戦の準備を始めていました。

時は流れ3ヶ月後、ニュートは「国外禁止令」を解いてもらうため、イギリスの魔法省へ訪れていました。しかし、前回ニューヨークを壊滅の危機に追いやってしまったこともあり、役人一行は非協力的です。それどころか、グリンデルバルドの不穏な動きに敏感な魔法省は「闇祓いに入局し、クリーデンスの身柄拘束」を条件に、渡航許可を迫る始末。この条件に二つ返事したくないニュートは、魔法省を後にしたのでした。

その後ニュートは、かつての恩師ダンブルドアから呼び出され「クリーデンスを探し出す」という極秘任務を受けることになります。どうやらダンブルドアによると「クリーデンスにはパリにいる」とのこと。国外禁止令であるため任務を断ろうとしますが、ダンブルドアは「グリンデルバルドと戦えるのは君だけだ」とだけ言い残し、去っていきました。

4人の失恋と誤解。それぞれの目的のためパリ行きを決行

4人の失恋と誤解。それぞれの目的のためパリ行きを決行

自宅に帰宅したニュートがまず初めに行ったことは、魔法動物達の世話でした。ニュートがしばらく居なかったことで、彼らはストレスが溜まっていたようですが、世話を終えて暫くすると、今度はジェイコブとクイニーが結婚報告するため訪れてきました。

しかし、この報告はクイニーがジェイコブに惚れ魔法をかけてことによるものだったため、魔法が解けたジェイコブは激怒。ノーマジとの結婚が禁じられているためとはいえ、クイニーの異常な執着が原因で口論となり、2人は決別。クイニーはパリにいるティナの元へ去っていきました。

問題は1つだけではありません。それは、そこにティナの姿がなかったことです。どうやらティナは、新聞の誤情報からニュートとリタが結婚した勘違いしてしまい、ニュートとの再会を拒むように闇祓いとしてパリに出向いてる様子。4人は些細なことからすれ違ってしまいましたが、ニュートとジェイコブは2人を追う形でパリ行きを決行したのでした。

クリーデンスの捕獲失敗と、クイニーの失態

クリーデンスの捕獲失敗と、クイニーの失態

パリに来ていたティナは、見世物小屋でクリーデンスと、大蛇に変身する力を持つナギニを発見しますが、見世物小屋の動物たちの暴走に乗じて、2人は逃走。既の所で取り逃してしまいましたが、クリーデンスと異母兄弟であると名乗るカーマと出会い、新たな糸口を見つけていました。

逃走したクリーデンスとナギニは、その足でクリーデンスの母親の家であろう場所に訪れていましたが、そこには母親の姿は無く、レストレンジ家の使用人アーマ・ドゥガードがいただけでした。しかし再会も虚しく、潜んでいた魔法省のグリムソンがアーマを殺害。クリーデンスはまたしても手がかりを無くしてしまいます。

一方、クイニーはフランスの魔法省へ赴むくも、結局ティナを見つけることができず、雑踏の中で途方に暮れていました。そこへグリンデルバルドの側近ロジエールが、救いの手を差し伸べます。しかし、これはグリンデルバルドの罠。そうとは知らないクイニーは「グリンデルバルドが勝つことで、ノーマジと魔法界の人間が結婚できる」とそそのかされ、グリンデルバルド側に付くことを考え始めたのでした。

ティナとの再会と、魔法省とダンブルドアの軋轢

ティナとの再会と、魔法省とダンブルドアの軋轢

レポートキーを使って、パリへたどり着いたニュートとジェイコブは、「ティナの痕跡」を辿ります。すると偶然、ティナと一緒にいたカーマに出会い、ティナの元へと案内してもらいます。しかし、カーマは3人を牢屋に閉じ込めてしまいます。カーマは、クリーデンスを自らの手で殺害するため、捕獲目的である闇祓い達の行動を阻止したかったのです。

何はともあれ、再び再会できた3人でしたが、ティナは「スキャマンダーさん」と呼び、壁を作っている様子。しかし、ニュートはというと、口下手であるため真実を語ることができません。

その頃魔法省は、グリンデルバルドを阻止すべく、ホグワーツで教鞭を振るうダンブルドアの元を訪れていました。しかしダンブルドアは「血の誓い」を交わしているため、互いに戦うことができません。さらに、暗裏にニュートをパリに潜伏させていることも惚ける始末です。この態度に怒り心頭の魔法省は、この行為を反逆と見なし、ダンブルドアに魔法を使えない状態にしてしまいました。

グリンデルバルドが招集を開始

グリンデルバルドが招集を開始

捕らえられていたニュート達でしたが、カーマが「破れぬ誓い」の呪いの影響で気を失った際に牢屋から脱出。彼の真の目的を聞くために呪いを解きます。しかし、そのショッキングな光景にジェイコブが気絶。このままでは埒が明かないので、ティナとニュートは2人が回復するまで外出することにしました。

2人が街へ出ると、街が黒い布で覆われていました。どうやらこの布は、準備の整い始めたグリンデルバルドが、自身の信奉者を募るための招集合図のようです。その動きに焦りを覚えた2人は、演説が開かれる「レストレンジ家の墓」の場所を調べるべく、フランス魔法省に侵入。不遇にも、リタと鉢合わせてしまいますが、場所の手がかりを得た2人は、リタと共に墓へと急行します。

気絶していたジェイコブが目を覚ますと、そこには賢者の石の生みの親ニコラス・フラメルがいました。カーマは気絶中に逃走したようですが、フラメルが持つ魔法水晶を覘くと、そこにはグリンデルバルドの会議に参加するティナの姿が映っています。この状況を危機的状況だと判断したジェイコブは現場に直行、フラメルもグリンデルバルドと戦うことを決意し動き出します。

レストレンジ家の墓で語られる「リタの真実」

レストレンジ家の墓で語られる「リタの真実」

レストレンジ家の墓では、グリンデルバルドに誘導されていたナギニとクリーデンスが、クリーデンスを殺すためにカンマが、カンマを止めるためにリタ・ニュート・ティナが集結していました。

そして、カーマが「彼の知る真実」を語り始めます。彼の話によると、レストレンジ家の当主にカーマの母が略奪され、その2人の間にできた子供がクリーデンスであるとのこと。つまり、クリーデンスの本当の正体は、レストレンジ家の正当後継者コーバス・レストレンジとなり、カーマ一族の恨みの種であると言うのです。

しかし、その話を聞いたリタは全面否定し、真の真実を語り始めます。確かに、リタにはコーバスという異母兄弟がいたのですが、船の沈没事故で帰らぬ人となっているのです。そして、その事故の前に、リタが悪戯心で赤子のコーバスと、見知らぬ赤子をすり替えたいたという事実も。このことから、またしてもクリーデンスの出生は謎のままとなりました。

グリンデルバルドの演説と、反逆者への攻撃

グリンデルバルドの演説と、反逆者への攻撃

墓地の集会所では、大勢の信者を集めたグリンデルバルドが演説を始めていました。そして彼は「魔法使いの自由」を掲げ、それを阻止するマグルや魔法省と対抗することを誓い、群衆を言葉巧みに煽ります。

しかし、あまりもの過激な演説内容に、極秘で侵入していた魔法省の闇祓いの1人が、勘違いで参加者を攻撃してしまいます。この状況を見たグリンデルバルドは、信者達に「魔法省が一般人を攻撃した」ことを世間に伝えるよう命令を告げます。

大勢の信者達が姿くらましで消えていく中、グリンデルバルドは残った魔法省やニュート達に「仲間になる」よう問いかけ、拒否した人物は容赦無く殺害。攻撃を徐々に強めるグリンデルバルドの動きを止めるべく、リタは自らの身を呈して、残りの闇祓いたちを救いだします。

命からがら集会所から脱出したニュート達は、休む暇もなく、援護で駆けつけていたニコラス・フラメルと共に、グリンデルバルドの攻撃を鎮火させます。しかし、クイニーとクリーデンスがグリンデルバルド側についてしまい、徐々に勢力を強める反逆者側に不安を覚えていました。

「血の協定」と、クリーデンスの「本当の名前」

「血の協定」と、クリーデンスの「本当の名前」

戦いを終えたニュート達は、その事実を知らせるため、ダンブルドアの元を訪れていました。ニュートはニフラーを使って極秘に盗み出した「血の協定」をダンブルドアに渡し、受け取ったダンブルドアはグリンデルバルドと戦うことを決意しました。

その頃、オーストリアに拠点を移していたグリンデルバルドは、クリーデンスに杖を与え魔力を試し「ピンチになった時、不死鳥が現れる」不思議な力について問いかけます。さらに、ティナを使ってクリーデンスの不安定な心を読みながら、徐々に距離を縮めていきます。

そして遂に、クリーデンスの本当の名前は「アウレディウス・ダンブルドア」であると告げ、計画通り仲間に引き入れることに成功したのでした。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の登場人物

ニュート・スキャマンダー

ニュート・スキャマンダー

ホグワーツ魔法学校卒の魔法動物学者。魔法動物であればどんな凶暴なものでも手懐けたり、匂いを頼りに痕跡を辿るなど、本作でも動物達を使って大活躍します。

ニューヨーク中に魔法動物を放ち、街中を大混乱に陥れたため、現在渡航禁止中ですが、ダンブルドアの指示の元、クリーデンスを探し出すためパリへ極秘で渡航します。

ポーペンティナ・ゴールドスタイン

ポーペンティナ・ゴールドスタイン

マクーザの闇祓い。クリーデンスを捕獲するため、パリへ渡航中です。

前作でニュートと恋仲になるも、新聞の一面で「ニュート」と「リタ」が結婚したと誤解し、関係が拗れてしまいますが、最終的に和解。ニュートのお世辞とも取れない「サラマンダーのような目」と言う比喩表現は、言葉を交わさなくても理解しているようです。

ジェイコブ・コワルスキー

ジェイコブ・コワルスキー

パン屋創業を夢見るノーマジ。前作で魔法に関する記憶を失いましたが、魔法動物に似たパンを作ったりと、奇跡的に一部記憶が残っていたようです。その後、クイニーと再会したことで記憶を思い出しました。

本作では、魔法を使ってまで結婚を迫るクイニーに反発し決別してしまいますが、クイニーと仲直りすべくニュートと共にパリへ渡航します。

クイニ―・ゴールドスタイン

クイニ―・ゴールドスタイン

ティナの妹。人の心が読める特殊な力を持ちますが、本作ではこの力が裏目に出てしまいます。ジェイコブとの喧嘩、慣れない土地での孤独感、そしてグリンデルバルド・・・。

最終的には「人間との交流」すら禁じる魔法界の状況を変えるため、一縷の望みをかけてグリンデルバルド側に加わってしまいます。

アルバス・ダンブルドア

アルバス・ダンブルドア

ホグワーツ魔法学校の教授。「闇の魔術に対する防衛術」を担当し、ニュートやリタ、テセウス等の恩師でもあります。

学生時代にグリンデルバルドと「血の誓い」を立てているため、互いに争うことができません。そのため、ダンブルドアはニュートを使ってクリーデンスを探しだし、グリンデルバルドの暴走を食い止めようとします。

ユスフ・カーマ

ユスフ・カーマ

アフリカ系フランス人の魔法使い。「破れぬ誓い」のもとクリーデンスを殺害するため、パリで捜索していました。

レストレンジ家との確執を持つ彼は、クリーデンスやリタとも関係が深い存在。作中で「レストレンジ家の過去」について詳細に語っていましたので、後ほど詳しくまとめます。

リタ・レストレンジ

リタ・レストレンジ

イギリス魔法省の魔法法執行部、部長補佐。前作では名前だけの登場となりましたが、テセウスと婚約中。ニュートとは学生時代の恋人で、ホグワーツの机に彫ってある「L・N」の文字をみて涙を流すシーンもありました。

また本作では、レストレンジ家の「真の真実」を知るキーマンとなります。最終的にはグリンデルバルドに殺害されてしまいますが、次回作以降もキーマンとなってくることは間違い無いでしょう。

テセウス・スキャマンダー

テセウス・スキャマンダー

イギリス魔法省の闇祓い局長。ニュートの兄であり、リタの婚約者でもあります。

学業優秀で仕事も恋も順風満帆ですが、ティナの攻撃を受けた際、ニュートが「最高の気分!」と喜ぶほど兄弟の関係はあまり良くありません。

ミネルバ・マクゴナガル

ミネルバ・マクゴナガル

ホグワーツ魔法学校の変身術の教師。

ハリポタファンから「原作で公開されていた年齢から逆算すると、本作の時点でマクゴナガル先生は生まれていない」と痛いツッコミを受けていますが、この矛盾点は次回作以降で語られるかもしれません。

ニコラス・フラメル

ニコラス・フラメル

賢者の石の生み出した錬金術師。不老不死の身体を手に入れ、本作でも600歳を超えています。

グリンデルバルドの攻撃を阻止すべく、先陣に立ってパリを救いました。次回作でも、その圧倒的な頭脳と魔法には注目が集まることでしょう。

ゲラート・グリンデルバルド

ゲラート・グリンデルバルド

魔法界の支配を企む、闇の魔法使い。マクーザからパリへと護送中、警備官を欺き脱獄します。

その後、パリに拠点を移し、信奉者を募るべく会議を招集。そして遂にクリーデンスを仲間に引き込み、1945年に火蓋が落とされる「ダンブルドアとの決戦」への準備を着実に進めています。

クリーデンス・ベアボーン(アウレリウス・ダンブルドア)

クリーデンス・ベアボーン(アウレリウス・ダンブルドア)

強大なオブキュラスを内に秘める謎多き人物。繊細な心を持つため、その力を利用しようと企むグリンデルバルドでさえ細心の注意を払うほどです。

本作では、自分の出生を調べる際に色々とたらい回しに合い、一時はリストレンジ家の正当後継者「コーバス・レストレンジ」だと思われましたが、最終的には「アウレリウス・ダンブルドア」であることが明らかとなりました。

ヴィンダ・ロジエール

ヴィンダ・ロジエール

グリンデルバルドの側近。英国の名家魔法族ロジエール家の血を引く人物です。

本作では、パリで路頭に迷うクイニーに近づき、グリンデルバルドへ引き合わせました。

ナギニ

ナギニ

大蛇に変身する呪いをかけられたマレディクタス。マレディクタスとは、呪われた血を母親から受け継いだことで、動物に変身する女性のことです。

本作では、自在に蛇へと変身できるようですが、時と共に人間の姿に戻れなくなってしまいます。

アバナシー

アバナシー

マクーザの職員。前作ではティナとクイニーの上司にあたる人物。グリンデルバルドに変装し、グリンデルバルドの脱走を手助けしました。

アーマ・ドゥガード

アーマ・ドゥガード

レストレンジ家の使用人。幼き頃のクリーデンスをコーバスとして母親代わりに世話をした人物ですが、グリンデルバルドの手先グリムゾンに殺害されてしまします。

トークィル・トラバース

トークィル・トラバース

イギリス魔法省の魔法法務執行部、部長。グリンデルバルドの行動を阻止すべく、ダンブルドアに直談判します。

しかし、断られたことに腹を立て、ダンブルドアを魔法を使えないようにし、監視下に置くという強行手段をとりました。

スケンダー

スケンダー

見世物小屋サーカス・アルカノスの支配人。サーカスの動物達をもの同然に扱う態度のため、クリーデンスの反感を買ってしまいます。

魔法動物たち

 

●二フラー

モグラのような容姿をした魔法動物。本作のラストでは、グリンデルバルドから「血の誓い」を盗み出すという大活躍ぶりを見せます。また、ニュートの家にいるベビー・ニフラーも見所です。

●アントニオ

青色の肌をしたチュパカブラ。グリンデルバルドのペットですが、無残にも上空で捨てられてしまいます。

●ボウトラックル

人型と植物を掛け合わせたような容姿の魔法動物。細い身体を使い鍵を開けることが可能で、カーマに捕らえられた際は牢獄の鍵を開けました。

●オーグリー

アイルランドに生息する不死鳥。悲しそうな顔と、特徴的な鳴き声がチャームポイントです。

●セストラル

ドラゴンのような容姿をした魔法動物。グリンデルバルドの護送の際、馬車を牽引していました。

ハリーポッターシリーズでは「死を目の当たりにした者だけが見える動物」として登場しています。

●ケルピー

水魔と呼ばれる水中魔法動物。ニュートの外出中に使用人の指を噛んでしまうほど荒い性格ですが、ニュートには一緒に泳ぐほど懐いています。

●ズーウー

見世物小屋から脱走した、大型の魔法動物。中国に生息し、1日で1000マイルも移動するほど俊敏で、ニュートの移動手段としても活躍します。

猫じゃらしのようなオモチャには機敏に反応してしまう可愛らしい一面も。

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の小ネタ

「みぞの鏡」と「血の誓い」

ハリーポッターシリーズでもおなじみの「みぞの鏡」。映った人の深層心理にある望みを見せてくれるものですが、ダンブルドアが映し出したのは、グリンデルバルドと互いに戦わないと誓った「血の誓い」を立てた際の姿でした。そのため、2人は互いに傷つけ合うことができないため、代理的にお互いの行動を阻止しようとしているのです。

しかし、本作のラストシーンで重大な伏線が敷かれました。ニフラー盗み出した「血の誓い」を、ニュートがダンブルドアに渡す際「破壊できますよね?」と訪ねています。このことから、「血の誓い」は破壊することで誓いを破ることができると考えられます。

また、歴史上では2人は決闘した上、ダンブルドアが勝利することが確定しています。次回作では、この「血の誓い」の結末と、決闘のキーマンとされる妹アリアナについて詳しく語られるか?大きな見所となるでしょう。

ナギニが蛇になった理由が明かされる

ハリーポッターシリーズではヴォルデモートの側近として登場し、最終的には分霊箱であったためにネビルによって倒された大蛇、ナギニ。本作では、元々絶世の美女(人間)であり、呪いをかけられて蛇の姿になったことが判明しました。

その呪いとは「血の呪い」と呼ばれるもので、呪いを受けた母親から出産と同時に受け継がれます。また、この「血の呪い」を受け継いで生まれた女性のことを「マレディクタス」とも呼びます。

このように”動物に変幻する”と聞くと「アニメーガス」を思い出すかも知れませんが、マレディクタスは呪いであるため、若い頃は自在に変幻できますが、時と共に人間に戻れなくなってしまいます。さらに、かけられた呪いの種類によって、変化する動物の種類も異なるとのこと。

未だ謎多き女性ですが、ヴォルデモートとの出会いも含め、今後も注目が欠かせません。

リタ、カーマ、クリーデンスの関係性

ダンブルドアが当初「リタと生き別れの双子」と思っていたほど、一際物語の展開を拗らせていた「クリーデンスの出生問題」。情報を整理するために、レストレンジ家の墓の前でカーマが語った内容を元にまとめました。

  1. レストレンジ家の当主が「服従の呪文」を使い、カーマの母親と結婚(リタが生まれる)
  2. リタ出産後、カーマの母親が死亡。レストレンジ家の当主は直ぐに再婚し、再婚相手にコーバスを出産させる。
  3. この事実を知ったカーマの父が激怒し、復讐のため「破れぬ誓い」を立てた。
  4. しかしコーバスは、リタがすり替えた後、船の転覆事故で命を落としている。
  5. この事実を知らないカーマは、すり替えられた子であるクリーデンスを殺害しようとしていた。

このことから、「リタとカーマ」は父親違いの兄弟で、「クリーデンス」は赤子の頃にコーバスとすり替えられたことで「レストレンジ家にコーバスとして育てられた」ことが明らかとなりました。

未だクリーデンスの出生には未確定要素がありますが、3人の関係はこの説が濃厚でしょう。

クリーデンスは、ダンブルドアの弟!?

ラストシーンで、グリンデルバルドが告げた「アウレリウス・ダンブルドア」という名前。確かに、クリーデンスが雛鳥を可愛がるシーンが度々ありましたし、杖を一振りしただけで岩山を砕くなど、ダンブルドア家の血を継ぐ人物として妥当だと言わざるを得ない展開となりました。

しかし、ハリーポッターシリーズでは、弟アバフォース・妹アリアナと、2人兄弟がいることが明かされていたため、クリーデンスが本当にダンブルドアの弟であるとすると、3人目の兄弟がいたこととなります。「ハリポタシリーズでは、ダンブルドアが嘘をついていた」と考えれば、辻褄が合いますが…。

また、真に兄弟であるならば、本作の時点で「なぜ、ダンブルドアはクリーデンスの存在を知らなかったのか?」大きな疑問点として立ちはだかります。

もしかしたら、この真実は本作の原作名である「The Crimes of Grindelwald (グリンデルバルドの罪)」に隠されているのかもしれません。考察の範疇ではありますが、
果たしてこの「罪」とは、魔法省への叛逆者を募ったことなのか?、それともクリーデンスの出生を偽ったことなのか?この製作者側の意図は、次回以降の伏線と思われるので要チェックしておきましょう。

まとめ

  • グリンデルバルドの信奉者収集し、オーストリアへ移住した
  • ダンブルドアは「血の誓い」をニュートから預かる
  • クリーデンスの出生は未だ不明

グリンデルバルドが移住したオーストリアの”ヌルメンガード城”は、後に自身が収監される牢獄がある場所。そして、「血の誓い」はどのようにして破壊されるのか?本当にクリーデンスはダンブルドアの弟なのか?など、次回作で見逃せない伏線が多数散りばめられました。

また、リタやナギニ、ニコラス・フラメルなど、ハリポタシリーズとの関連が深く、今後のキーマンと考えられる人物が多数登場しています。

時系列上、最終的な結果は皆さんが知る通りですが、今後も良い意味でハリポタファンを裏切る展開に期待ですね。

 

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