【ハリーポッターと死の秘宝Part2】隠された伏線・ネタバレ・あらすじを紹介

危機的状況に陥りながらも、分霊箱を破壊し、ヴォルデモートとの最終決戦を迎えるシリーズ8作目「ハリーポッターと死の秘宝Part2」。

今回で物語が終焉を迎えますので、ネタバレを多く紹介しながら、今までの伏線を回収していきます。

そして、ただ物語が完結するだけでなく、スピンオフ映画「ファンタスティック・ビースト」の伏線も散りばめされていますので、ぜひネタバレを知った上で本作をお楽しみください!

「ハリーポッターと死の秘宝Part2」のあらすじ

ゴブリンと交渉し、グリンゴッツ銀行へ

マルフォイ邸から脱出したハリー達は、ビルとフラーの新居”貝殻の家”で身を隠していましたが、ベラトリックスがハーマイオニーに激昂したことや、グリップフックとの会話から「グリンゴッツ銀行に分霊箱の手がかりがある」と推測を立てます。そして、グリップフックに「グリフィンドールの剣を渡す」ことを交渉とし、銀行に侵入する手伝いを求めました。

ハーマイオニーはポリジュース薬を使ってベラトリックスに、ロンとハリーもそれぞれ変装し、グリップフックの案内で無事”ベラトリックスの金庫”までたどり着きます。そして、分霊箱「ハッフルパフのカップ」を手に入れましたが、グリップフックは「手伝うのは侵入するまでだ」と言って、グリフィンドールの剣を持って逃げ出しました。

追われの身のなったハリー達は、無謀にもドラゴンに飛び乗り、暴れさせることでグリンゴッツ銀行から脱出。しかし、ハリーがヴォルデモートの意思を感じ取ると、既にヴォルデモートはグリンゴッツを殺害しており「グリフィンドールの剣」を手に入れたことを知るのでした。

次の分霊箱を探すため、アバフォース家の抜け穴から”ホグワーツ”へ侵入

ヴォルデモートの意思から、次の分霊箱が「ロウェナ・レイブンクロー」と関係あると睨んだハリーは、ホグワーツに向かうため”ホグズミード”へと向かいます。しかし、既にホグズミードにも罠が張り巡らされており、作戦は失敗。またしてもピンチに晒される3人でしたが、ダンブルドアの弟”アバフォース・ダンブルドア”が助けてくれました。

以前からアバフォースは、シリウスの両面鏡を使って常にハリーを見守ってくれていたのです。そして、ホグワーツから”ネビル”を呼び、アバフォースの家の抜け穴を使ってホグワーツへの侵入を手助けしてくれました。

ホグワーツに着くと、グリフィンドールの生徒はハリー達を歓迎してくれたものの、既にスネイプとデスイーターの息がかかっていたため、学校は変わり果てていました。状況は最悪ですが、ハリーは生徒に分霊箱の情報を探ります。すると突然、ルーナが「”レイブンクローの髪飾り”かもしれない」とヒントをくれたのでした。

ホグワーツからスネイプを追い出し、決戦の準備を始める

ホグズミードの罠によって、ハリー達の侵入を見破ったスネイプは、全校生徒を集め「ハリー達の情報を隠蔽した者には罰を与える」と宣言します。そこへ「不死鳥の騎士団」と共に、ハリー達が現れました。

突然の出来事でしたが、スネイプはハリーに危害を加えるため、マクゴナガルはハリーを守るため決闘が始まります。しかし、力が拮抗状態にあると感じたスネイプは逃げ出します。この状況を何としても利用すべく、ヴォルデモートは生徒達に「ハリーポッターを差し出せば、生徒には一切危害を与えない」という意思を送りますが、賛同したのはスリザリン寮の生徒のみ。そこで、マクゴナガルはスリザリン寮の生徒だけを地下牢に閉じ込めました。

ダンブルドア時代の一体感が生まれたホグワーツでは、マクゴナガルを始め、不死鳥の騎士団、先生・生徒一同は「ホグワーツを守るため」に、ハーマイオニーとロンは「秘密の部屋にバジリスクの牙を探し」に、ハリーはルーナと共に「レイブンクローの髪飾り」を探すため、それぞれが動き出し、ヴォルデモートとの決戦に準備を整え始めます。

それぞれが分霊箱を破壊。いよいよ分霊箱も最後の1つに。

「忍びの地図」を頼りに、無事「秘密の部屋」にたどり着いたロンとハーマイオニーは”バジリスクの牙”を使って分霊箱「ハッフルパフのカップ」を破壊。それに呼応するかのようにヴォルデモートが苦しみますが、ハリーも同様に苦しみ始めます。そして自分の命に危機感を感じたヴォルデモートはホグワーツの結界を解き、決戦の火蓋を落としました。

一方、ルーナの助言もあり「レイブンクローの髪飾り」の場所を”ヘレナ・レイブンクロー”から聞き出したハリーは「必要の部屋」で分霊箱を発見。しかし、そこには杖を取り返すためドラコ達が待ち構えていました。一時はドラコ側が優勢でしたが、ロンとハーマイオニーが駆けつけ状況が拮抗すると、ゴイルが魔法を使って「必要の部屋」を火の海にしてしまいます。

敵ではあるものの、ハリーはドラコ達も助け出し「必要の部屋」を脱出。そして、分霊箱「レイブンクローの髪飾り」の破壊にも成功します。その後ハリーは、危険を承知でヴォルデモートの意思を読み取ります。そして、最後の分霊箱は”ナギニ”で、ナギニはホグワーツ内にいることが判明したのでした。

スネイプの死と、決闘の一時中止

「ニコトワの杖」を上手くコントロールのできないことに不満を感じていたヴォルデモートは「所有権はスネイプにある」と推測し、”ナギニ”にスネイプ殺害を命じます。しかし、ナギニの居場所を特定したハリーが駆けつけた時には、既にスネイプは瀕死状態。ハリー達はどうすることもできませんでしたが、スネイプはハリーに「リリーと同じ目をしている」と一言だけ残し、”涙”に記憶を込め、息を引き取りました。

「ニコトワの杖」の所有権を手に入れたヴォルデモートは、これ以上”純血の血”が流れることを止めるべく、戦いを一時中止します。そして、ハリーに「1人で”禁じられた森”へ来るように」と指示を出しました。

休戦したのは、ホグワーツ側にも好都合でしたが、既に沢山の死者で溢れかえっています。その中には、ルーピン、トンクス、フレッドの姿もありました。怒りとも悲しみとも取れない感情になったハリーは、少しでも手がかりを得るべく、スネイプが「涙に込めた記憶」を見るため”憂いの篩”へと向かいました。

スネイプの記憶と、もう一つの分霊箱

スネイプの記憶は、ハリーが想像しているものと全く異なりました。それはスネイプが「不死鳥の騎士団と、デスイーターの二重スパイであった」こと、「ダンブルドアを殺害したのはダンブルドアの指示であった」こと、そして「リリーと幼馴染で彼女に恋心を抱いていたスネイプは、リリーの死を救えなかったことをずっと悔やみ、それからはハリーを見守っていた」というものでした。

さらに、スネイプとダンブルドアの会話から「ハリーが最後の”分霊箱”である」とも知ることになります。それもそのはず、自身がパーセルマウスであったことも、ヴォルデモートの意思が読めたのも、全ては自分の中に”ヴォルデモートの魂”が宿っていたからです。

全ての真実を知ったハリーは、最後に「金のスニッチ」に口づけをし、中から「蘇りの石」を取り出しました。そしてリリー、ジェームズ、ルーピン、シリウスに見守られながら”禁じられた森”へと1人で向かいます。そして自身の命と引き換えに、ホグワーツ全員の命を救ったのでした。

ナルシッサの「嘘」と、最終決戦

殺されたはずのハリーが目を覚ますと、ダンブルドアと共に、辺り一面が白いモヤで覆われた場所にいました。そしてダンブルドアは、ハリーに数々の助言を与えた上で「望むなら現実の世界に戻れる」と言い残し、何処かへ消えていきました。

一方のヴォルデモートは、ナルシッサに命じて”ハリーの死”を確認しますが、ハリーは「死んだふり」をしています。それに気づいたナルシッサは「ドラコの安否」を確認し、生きていると分かると、これ以上決戦を続けさせないためか「死んでいる」と嘘をつきました。

勝利を確信したヴォルデモートは「ハリーの遺体」を運び、ホグワーツに向かい交渉を始めます。しかし、この状況でも勇敢に立ち向かい、グリフィンドールの剣を取り出して、立ち向かった生徒がいました。それは”ネビル”でした。デスイーター達は”ネビルの両親”を拷問していた過去があるため、鼻で笑いますが「死んだふり」をしていたハリーが、隙を見て逃走。ヴォルデモートは狐につままれたような状況の中、いよいよ最終決戦の幕開けとなります。

ヴォルデモートの死

ヴォルデモート、ナギニ、デスイーターそれぞれが攻撃を開始しましたが、ヴォルデモートは「ニコトワの杖」を上手く使いこなせず、なかなかハリーを殺すことができません。さらに、ロンの母”モリー”が息子フレッドの仇として”ベラトリックス”を倒すなど、自体はホグワーツ側に傾いていきます。

そして遂に、”ネビル”がグリフィンドールの剣を使って”ナギニ”を殺害。最後の分霊箱が壊されたヴォルデモートは「ニコトワの杖」を使って応戦しますが、力が弱まっていたためハリーに止めを刺さされ死亡しました。

19年後のホグワーツ

ホグワーツに平和が戻り、安堵についたハリーは「ニコトワの杖」の所有権が自分にあることを知りながらも、杖を真っ二つに折り、全てを終わらせました。

そして19年後…。「ハリーとジニー夫妻」、「ロンとハーマイオニー夫妻」、「ドラコとアステリア夫妻」が、我が子をホグワーツへ入学させるため”キングズクロス駅”に訪れていました。かつてはいがみ合った仲でしたが、息子達には関係ありません。それぞれ我が子の今後を案じながら「ホグワーツ急行」の列車が出発したのでした。

「ハリーポッターと死の秘宝Part2」の登場人物

※本編から登場する人物のみの紹介となります。

アバーフォース・ダンブルドア

アルバス・ダンブルドアの弟。兄アルバスとは絶縁状態にありますが、アルバスから「シリウスの両面鏡」を託され、ハリーを見守り、手助けをしていました。

本作でも「ダンブルドアの家族」に関する情報が出てきましたが、”兄弟のいざこざ”に関する詳しい内容は「ファンタスティック・ビーストシリーズ」で明らかとなります。

アリアナ・ダンブルドア

アルバス・ダンブルドアの妹。グリンデルバルドとアルバスの戦いに巻き込まれ、若くして死亡してします。

本作では壁絵のみの登場となりましたが、「ファンタスティック・ビーストシリーズ」では非常に重要なキーパーソンとなります。

ヘレナ・レイブンクロー

ロウェナ・レイブンクローの娘。母の髪飾りに「身に着けると賢くなる」力があることを知り、髪飾りを盗み出しますが、それが原因となってロウェナが死亡します。その後、責任を感じて自殺をしたヘレナは、レイブンクロー寮のゴーストになりました。

本作では「レイブンクローの髪飾り」の場所のヒントを、ハリーに伝えました。

ハリー/ジニーポッター夫妻

19年後のハリーとジニー。2人は子供を3人授かり、それぞれお世話になった人の名前を借り、”ジェームズ・シリウス・ポッター”、”アルバス・セブルス・ポッター”、”リリー・ルーナ・ポッター”と名付けました。

ヴォルデモートの死後、パーセルマウスなくなったハリーは、魔法省で「闇払い」に。ジニーはクィディッチの有名選手として活躍した後、出産を期に引退し、「日刊予言者新聞」でクィディッチの記者になっています。

アルバス・セブルス・ポッター

ハリーとジニーの次男。ダンブルドアとスネイプのファーストネームを与えられており、”スリザリン寮”に入寮することを危惧していますが、ハリーから優しく諭された上で、ホグワーツへと入学します。

ちなみに役者は、ハリーの赤ちゃん役を演じていた”アーサー・ボウウェン”です。

ロン/ハーマイオニー夫妻

19年後のロンとハーマイオニー。2人は子供を2人授かり、”ローズ・ウィーズリー”、”ヒューゴ・ウィーズリー”と名付けました。

ロンはジョージの店で働き「共同経営者」に。ハーマイオニーは、魔法省の魔法生物規制管理部に就職した後「純血主義寄りの法律」の撲滅運動を行なっています。また、ヴォルデモート失脚後には、両親の記憶を復活させました。

ドラコ/アストリア夫妻

19年後のドラコとアストリア。一人息子”スコーピウス”は、奇遇にも”アルバス・セブルス・ポッター”、”ローズ・ウィーズリー”と同級生となりました。

アストリアは、ドラコの2年年下で、スリザリン寮に入寮していた生徒です。

「死の秘宝Part2」の小ネタ、次回作へ込められた意図や伏線

ハリーとヴォルデモートの関係をおさらい

ハリーポッターシリーズを通して、ハリーとヴォルデモートの関係は、切っても切れない重要なものです。そこで、最後に彼ら2人の関係をおさらいしておきましょう。

①ハリーが分霊箱の1つだった理由

映画でダンブルドアが言及していた通り、ヴォルデモートがジェームズ夫妻を襲った際、リリーの防衛魔法を受け、魂の一部が赤ん坊のハリーに宿りました。全ては偶然の賜でしたが、この瞬間ハリーが”ヴォルデモートの分霊箱”になってしまったのです。

そして、ヴォルデモートは”ナギニ”が最後の分霊箱だと思っていましたが、もう1つの分霊箱であるハリーを自らの手で殺して(壊して)しまったことも重なり、ヴォルデモートは完全に消滅しました。

②ハリーが生き返った理由

禁じられた森に1人出向いたハリーは、ヴォルデモートに「死の呪い」を受け、一度死亡しました。しかし、以下の理由からハリーは「完全に」死亡していなかったのです。

  • ヴォルデモートが”ハリーの血”を使って復活したこと
  • ヴォルデモートが「ニコトワの杖」の所有権を持っておらず、魔法が完全ではなかったこと
  • 死後の世界に行ったハリーが、自らの意思で「現世に戻りたい」と思ったこと

”ハリーの血”には、母リリーの「ハリーを救いたい」という思いが宿っており、それを取り込んだヴォルデモートは、結果として「ハリーの分霊箱」となってしました。

そして「分霊箱であるヴォルデモートが生きていること」と、「魔法が完全でなかったこと」が重なり、ハリーは呪いを受けた後に死後の世界で「生きるか死ぬか」選択できたのでした。

ハリーの元に「ニコトワの杖」が飛んできた理由

ヴォルデモートとの決戦後、「ニコトワの杖」がハリーの元へ飛んできました。それもそのはず、杖の所有権はスネイプではなく、ハリーにあったからです。

杖には「勝利者を主人に持つ」という性質があり、Part1で「ドラコがダンブルドアに武装解除魔法をかけた」瞬間からドラコへと移っていました。そのため、ダンブルドアを殺したスネイプには所有権がなく、当然スネイプを殺したヴォルデモートにも所有権が移らなかったのです。

ちなみに、ドラコからハリーへと所有権が移ったのは、Part1でマルフォイ邸から逃げ出す瞬間に、ドラコから杖を奪った時です。

スネイプが言った「リリーと同じ目」とは?

スネイプが死の直前、ハリーに放った最後の一言。前作からルーピンやシリウスも同じことを言っていました。それは、ハリーの”容姿や見た目”はジェームズと瓜二つでしたが、唯一”目の色”だけリリーと同じ「緑色」だったからです。

映画の中でも一瞬映りましたが、スネイプは学生時代からリリーに片思いしており、リリーの死後はハリーを見守ることを誓っていました。しかし、ジェームズにはイジメられていたこともあり、あまり良く思っていませんでした。

そして、ハリーが「賢者の石」でハリーが入学してくると、憎っくきジェームズと容姿がソックリなため、少々当たりが強くなります。とは言うものの「ハリーを守る気持ち」や「リリーへの愛」は変わらず、Part1ではリリーと同じ”牝鹿の守護霊”をハリーの元へ送り、自身が隠した「本物のグリフィンドールの剣」を見つけるヒントを与えました。

ちなみに、原作ではハリーの目の色は「緑色」ですが、映画ではダニエルラドクリフの瞳が「青色」のため矛盾が生じています。

編集者も涙した2人の死

ヴォルデモートとの戦いで、ルーピンは”ドロホフ”に、トンクスは”ベラトリックス”によって殺害されました。そして、この「夫婦の死」は、ハリーポッターの編集者が”唯一涙したほど”残酷な設定であったと言われています。

「死の秘宝Part1」で結婚したことが明らかとなった2人ですが、実は息子”テディ”を授かっていました。しかし、ルーピン夫妻が殺されたとなると、テディは、まるでハリーと同じような境遇になってしまいます。

このことを知った編集者は、テディの運命に涙してしまったそうです。

シリウスの両面鏡

「死の秘宝part1」「死の秘宝part2」で、ハリーが常に携帯している鏡の破片。これは、生前シリウスがハリーに渡した鏡で、鏡を持つもの同士であれば、何処へいても鏡を通して会話できるアイテムです。

本作では、シリウスの死後、ダンブルドアからアバフォースへと渡り、アバフォースが常にハリーを監視していました。そのため、アバフォースは、マルフォイ邸で絶体絶命に陥ったハリー達の元へドビーを送ることができたのです。

そして、この鏡は元々、ホグワーツ時代のジェームズとシリウスが使っていたものでした。イラズラが過ぎる2人は、常に何かしらの罰を受けていたのですが、罰を別々に受けている最中、この両面鏡を使って会話を楽しんでいました。

ちなみに、鏡が割れているのは”ハリーの不注意”。シリウスの死後、鏡を通して会話を試みるも、映るのは自分の顔だけ。その虚しさに失望したハリーは、怒りに任せトランクに詰め込んだ際に割れてしまったのです。しかし、ハリーにとっては大切なシリウスとジェームズの形見なので、肌身離さず持ち歩いていたのでした。

グリフィンドールの剣

かつて、グリフィンドールがゴブリンの王に命じて作られたとされるこの剣は「自身を強めるものを吸収する」という特殊な力があります。そのため「秘密の部屋」でバジリスクを倒した際には「バジリスクの毒」を吸収し、分霊箱を壊すほどの力をまといました。

その後「死の秘宝Part1」で再び登場し、グリップフックとの交渉に用いられました。この時グリップフックが剣を要求したのは「ゴブリン族が剣を作った後、盗み出された」という言い伝えを信じていたため。剣を手に入れた暁には、仲間の元へ届ける予定でした。

また、組分け帽子から「グリフィンドールの剣」を取り出したのは、ハリーとネビルだけです。それもそのはず、ネビルはハリーと同じ”予言の子”である可能性がある人物で、ヴォルデモートと対峙しても1人勇敢に戦おうとしていました。視聴者側からすると「賢者の石」の弱々しいイメージがありますが、彼もハリーと同じく「真のグリフィンドール生」に相応しい人物だったのです。

ちなみに、他のホグワーツ創設者の所持品は、分霊箱として使われていましたが、この剣だけは「グリフィンドール生」しか取り出すことができないため、分霊箱になりませんでした。

ダンブルドアの家族は、ファンタビでも重要に

「死の秘宝Part1、2」で、ダンブルドアの家族の秘密が少しだけ触れられていました。

  • 妹アリアナは、病気になって死亡している
  • 父親がアリアナを守るため、マグルに魔法を使ってアズカバンに収監された
  • 弟アバフォースが兄アルバスを憎んでいる

実は、これだけでなく、ダンブルドアの家族には他にも重大な秘密が隠されています。ファンタスティック・ビースト2で詳しく解説されますので、ぜひ本記事のネタバレと共にご確認ください。

まとめ

  • スネイプは二重スパイで、ダンブルドア側の反感を買ってでも、ハリー達を守るために裏工作をしていた
  • ヴォルデモートは「分霊箱」と「ニコトワの杖の所有権」を見誤り、完全に消滅した
  • ダンブルドアの家族の「過去」は、ファンタスティック・ビーストシリーズの伏線となっている

「死の秘宝Part2」を持って、遂にハリーポッターの物語が完結しました。超大作であっただけに、最後のどんでん返しに感動した人も少なくないのではなくでしょうか?

しかし、この物語はこれだけでは終わりません。スピンオフ映画「ファンタスティック・ビースト」を楽しむ上でも、非常に重要な伏線となっているのです。

そして、その伏線を深く知るには、今まで紹介してきた”ネタバレ”が役立つと思います。ですので「ファンタスティック・ビースト」を視聴される際は、ぜひ今までの”ネタバレ”を確認した上でお楽しみください!

 

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